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つみたてNISA が始まってから3年が経ちました。

この間、米中貿易摩擦や、コロナショックなど
投資には難しい局面もありました。

こうした中
つみたてNISAスタート時の
対象ファンド140本の運用成果が、
日本経済新聞社のウェブサイトで
発表されました
(詳しくは
こちらをご覧ください)。


つみたてNISA対象ファンド 3年間の運用成績

調査対象ファンド140本のうち139件が
プラスのリターンでした。

そして、運用成績上位2ファンドは、
日経平均に連動するインデックスファンドでした。

1位 ifree 日経225インデックス
2位 〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ日経平均インデックスファンド

両ファンドとも
3年で27%以上のリターンを実現しました。


しかし、この結果だけで
日経平均に連動するインデックスを
安易に購入することは、おすすめできません。

長かった冬の時代


日経平均は、
2001年にITバブルがはじけてから
2012年にアベノミクスが始まるまでの
11年間は低迷の時代でした。

中でも2008年の
リーマンショックの時は
大きく下落しました。


このことから、
投資は長期的な視野で臨むことが
重要だとわかります。

株価の低い期間が長ければ長いほど、
安い金額で多くの口数が購入できます。

その後、株価が上昇した場合は、
大きな値上がり益を得ることができます

当時、つみたてNISAの制度は
ありませんでしたが、
リーマンショックのころから
積立ていたとすれば、
相当大きな利益を獲得できたはずです。
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3年という短い期間でリターンが出ることは、
とても喜ばしいことです。

しかし、仮に短期で利益を得られなくても、
将来的に大きな利益を獲得できる
可能性を高める投資方法が積立です。

変化が大きく、
何がおこるかわからない今
こそ、
積立投資が力を発揮しやすい局面
といえるのではないでしょうか。